先日紹介した、ネットでバンド活動ができる YAMAHAのNETDUETTO だが、マイメンのCasfishと一緒にやってみた。

結論からいうと、いろいろ問題はあるが、すごい。普通に曲を合わせられた時は感動した。

アプリの画面

YAMAHAって楽器以外にも、音楽事業全般、船やバイク、ソフトウェア開発もあんなに行っているのに、なぜにどうしてこの00年代ライクなインターフェイス

わざとか。そうやろうな

環境

伊丹谷
●マイク(プリアンプからオーディオインターフェイスの1chに)
●ギター(アンプシミュレーターからオーディオインターフェイスの2chに)

Casfish (自宅よりネットを介して、NETDUETTEに接続)
●ベース(アンプシミュレーターからオンディオインターフェイスへ)

そこで伊丹谷より、カラオケとしてドラム音源(mp3)を、ソフトウェアのオーディオインターフェイスから再生。

まず、実施前に大きな問題が!!!!!

接続は問題なく聞こえるが、言葉によるコミュニケーションが取れない!!!!
マイクを繋いでいるのが俺だけなので、マイクは全員必須かもしれん。まぁこれは解決できよう。むしろ、Zoomではできなかったことができそうだ。

そして、最大の問題。それは、各自が1つの楽器、またはマイクを繋ぐことを前提に設計されているので、モニタリング環境が非常に難しい。

参加者全員分の音のバランスは、個人で決められるのだけど、個人の入力ソースは1つの音に集約されてしまう。

オケ用のドラムの打ち込み音源(mp3)は、単体のバランスで整えることはできるが、伊丹谷再度で、歌・ギター・ドラムが混ざってしまう。

この時点で、Casfishの環境での問題はなかったようだが、リズムとってギター弾いて歌うのが非常に辛い!現実問題でも演奏のポテンシャルをどれだけ引き出せるかということでも最重要な「モニタリング環境」がネットでも問題になってしまう!

音質のことも紹介したいが、良いパフォーマンスができなければ、せっかくの音質(ここでいう音質はネットでの音質ね)も無駄になる(音質に関しては後日)

現状の伊丹谷の環境

これをこう変えないといけない

アレンジ後

あれ?俺何言ってるかわかります?

興味ない人は、もうすでにここまで読んでいないことだと思います。

そして、ここで出てきている機材をご紹介

はい。ミュージシャンの救世主。ベンリンガー様だ。

これのマイクのところに、マイクの音をパラケーブルか、マイクのエフェクターの片方のアウトを1に入れて、ギターアンプシミュレーターのヘッドフォンからフォンジャックのケーブルで2/3に入れて、パソコンのLRを4/5に突っ込む。

そしてこのミキサーのヘッドホンから楽しむのですよ。

音痩せするやん!音質がー。電力がー。っていう方は無視です。

コンテンツ作りに勤しむ人のさらに裏方の人間は、こうやって機材の設計をしているのです。

クリエイティブ的にいうと

コロナ時代で浮き彫りになったのが、クリエーターの機材に対してのリテラシーの低さ、または機材に関しての習熟度。わからない=やらない。ではこれから本当に何もできなくなる可能性が高くなる。でもちょっとしたことで、簡単に可能性って広がるんすよ。

原理的なことと、本質的なこと、理想的なこと、バランスが変わっているから自分から変わってみよう!そうやってLIMITSも生まれたよ!

ここで紹介している程度の機材は、全てが価格的にも安いし、小学校レベルの理科程度の知識で実現可能。マインクラフトより簡単。

是非やってみよう!希望者はZoomとかで教えるよ!


そんな感じで今日は、機材編でした!それでは続きは後日!