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ハリウッドが誇る超B級コンビ。ストーリーには突っ込み無用
今日は、キルビル2以来の映画館に行った。
そう、興行収入1位(本日時点)の「チャーリーとチョコレート工場」
ごめんクサイである。
これまたクサイである。
チャーリー違いということは置いといて(しかも関西ローカル)、
「エドウッド」、「シザーハンズ」、「スリーピーホロウ」など、数々のややヒットを生み出した、
鬼才(奇才)ティムバートンと最近男前路線で売れてしまって、「ラスベガスをやっつけろ」、「ブロウ」などの演技が本筋と思っている僕にとってはジョニデ様人気がやや不可解なジョニーデップ。
この二人が組むということは、内容の焦点はストーリではなく、表現方法であるということだ。
この二人が組むには訳がある。
つまり、お互いの感覚的な説明がいらないどころか、無意識に意思疎通を図れてしまうという点にある。いわゆる「きっしょい」という、僕にとっては100%褒め言葉なところ。
さて内容だが、ストーリーにおいて語る部分は特にない。ひとまず、モノを作る者たちのこだわりが全てだと思う。
表現というのは何も、映画の完成度だけに限ったことではない。
その一瞬一瞬を楽しんでもらえたらと思う。
正しい映画の楽しみ方として、ストーリーだけではなく、そのシーンごとの表現をあなたなりに深く感じ取っていただければと思う。
よぉく見てみて、笑いの基本、矛盾した日常、無理のある常識、そういったものに対する表現者の創作がこういったカタチで創られているから。