デザイナーとしての音楽のデザイン

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違法ダウンロードの厳罰化、CDのオリコンランク3位の売り上げ枚数、クラブの風営法取締。

とまぁネガティブ要素には枚挙に暇がない音楽業界。

その中でも、俺が関わらさせていただいている「広告物」「グッズ」「CDアートワーク」「ホームページ」のお仕事でも、動向を見ていると、現在の状況がよくわかる。



ネガティブには捉えていないし、俺が音楽業界に対しもの言うのも筋違い甚だしい。

仕事云々より、好きだからこそ危惧するのは、ヴィジュアルと音楽との関係性。

一つの作品に十曲くらいいれて3000円で売るビジネスが少なくとも30年弱。

この方式が主流でいくのは正直もう無理だ。
価値のある無しではなく、コレクターアイテムの価格だ。

でもそれはそれでいい。
作品はアートワークが好きで買う文化は昔からある。
それに音の聴こえるジャケット、またアートワークとシンクロ率の高い楽曲は素晴らしい。

関係性は昔から変わらないはず。
流通だとか、レコード会社とかハード面が変わるだけで。

今、物質的な部分のみに焦点が当たっていることこそが凄く危なっかしくて、このままではコアの欠落した文化でじゃない流行りになってしまいそう。

確かに昔よりは試聴の機会も多いし、クオリティだって高い。CDに変わるものがダウンロードなら、ジャケ買いに変わるものは何なんだ?

昔は名曲が多い。今はしょーもない曲しかないとかいうけどそれは違う。昔のしょーもないものを思い出せないだけで、良いものは良い。

ただ、ミュージシャンがファンに歩み寄るようなプロモーション主体では絶対文化にならないし、最近では流行にすらならない。

人の所為のする前に俺も行動に移そうと思っているし、そこで「売れる」ものはプライオリティは正直低い。

利益は当然だけど、消費者が買いそうなもんじゃなくて、欲しくなるもの。

乱暴な言い方をすれば、音楽が主役じゃない。やっぱ主役は人間です。
タレントの意は「才能」なんだ。

みんなは、ものを作る人が大袈裟でもなく命を削って制作していることを知らなさすぎる。
いや、知る必要は無いんだけど、幻想を抱きすぎている。

その幻想と現実のギャップが良くも悪くも現状なんだろう。

こんなことを書くとクライアント関係諸所に冷ややかな考えを持たれそうってか干されそうだけど、このまま生きながらえるだけにはさほど興味もないので、干されたらいい。

しかしながら、俺は制作者の良心もたくさん見てきたので先述の通りネガティブ一辺倒には捉えていない。

一つの時代は移り変わっても全員死ぬわけではない。きっとこれで変われるだろう。

俺のクライアントでもあるけど、非常に尊敬する超エンターテイナー的ミュージシャンさんは、俺はすごい楽しみだよ!ライブもご無沙汰だけど、今年は絶対行こうと思う。

最近あまりお仕事はしていないけど、今じゃないだけできっと時期はくるはず。ただ一つ思うのは、ずっと続けて頂きたい。形は変わってもいいだろうし、極論歌わなくとも、制作者でい続けて欲しいな。

俺は俺でできることってかもう始まっちゃってんだけど、俺だからできることを仲間と10年20年やって行きたいと思う!

ってか、悲観はよそう。
何にも変わらないし、お前達は当事者なんだぜ!としか思わん。

いつか誰かやってくれる時代は音楽に関わらず終わっただけ。

俺は音楽に関わりたくてデザインの仕事を志し、まだその道半ば。
自分でも好きでバンドをするし、今になって今が一番バンドが楽しいし。

きっと同じ思いの奴らが集まって次の時代を作るんだってばさ。
それに乗り遅れる方がよっぽど怖いわ。

というわけで、Bandigスタートです。

皆さん、いい休暇を!

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