LIMITS World Grand Prix 2019

今回の制作裏話

決勝戦の前にショートムービーがありまして、選手入場に繋がるわけですが、実は選手登場の音楽、決勝戦だけ違うのですよ。

今回アーティストのパンフレット記載のアート作品のテーマが「JUMP」だったので、オマージュ仕込んでおります。(テーマの考案者はktymです。)

そして、曲のキーがCなのですが、ここで試合のBGMのキーがEになるんです。そう。キーもジャンプするんですよ。

そして、試合のBGMも今まで使用したことのない曲。
そして、テンポは初めて作ったバトル用BGMと同じ165BPM。

まぁそんなどうでもいい話なんですが、残り時間6:50くらいから気持ちいいくらい両選手の手元と音楽がリンクするんです。
しかもこの曲の一番のキモのパート!!!
(リンクはOPからなんで、楽しみに見てください)

会場では、配信でのカメラ映像は大きなスクリーンに映し出されたので、そのライブ感は会場でしか味わえませんでした。

試合が始まってしまったら、俺にはもうどうすることもできなくて、毎回毎回曲を考えるとき、「こうなってたらいいな」と未来を逆算して選曲・作曲するのですが、ビックリするほどテーマとBGMがリンクしたり。

今回、楽曲の多くのリソースは #KORGGadget で制作しております。(営業)

俺はリミッツをイベントと呼ぶのが嫌いで、ライブだと思っているんですが、ライブは一体感が大事なのですよ。
その点で、非常に試合以外のところで一体感が低いライブでした。個人的な満足度はかなり低いです。が、試合は計算外のことがたくさん起きるので、その点ではライブってやってみないとわかんないライブ感があるんですよね。やっぱりライブは神聖なのです。

たださ、なんで描くんだろう。
こんなにも真剣に。

今回俺はクリエイティブというものを真剣に考えて、どうやったら国境や言葉を超えられるんだろうと考えた。ほぼ世界中が戦争しているようなこの世の中で、ビジネスだ結果だ金だ仮想通貨だ5GだAIだなんだかんだ。

うるせーよ。

やりたいからやってんだよ!描きたいから描いてるんだよ!
って答え以外見つからないんですよね。

音楽で言えばJAZZのようなもので、誤解を恐れずに言うと性行為に近い。

正直、リミッツいいよね!って言ってる人の果たしてどれだけが自分がなぜ良いと思ってるのか分かってるかは知らん。
それぞれの定義があってしかるべきだし、わざわざ他人に話すことでもない。
金になりそうだと思ってようが、居場所だろうがなんだろうが、そこに人がいてやりたいことをやっているのがステージな訳です。

色々なバランス(それこそさっきの国境や言葉、ビジネスもテクノロジーも)で成り立っているわけで、何かを失くして創れるもんではないのでしょうけれど、やりたいことをやっているだけで、俺からするとリミッツだろうが作曲だろうが、条件や制約でできるものでしかない。見えない未来が本当の未来だと思う。

あるアーティストがイベントの事前インタビューで言った。
バックトゥザフューチャーで空飛ぶスケボーを見て、それを科学者が真剣に考えて未来を創る。だからクリエイティブは重要で社会に必要なことだと思う。と。

結果、それは空飛ぶスケボーなのかドローンなのか分からないけど、違う未来になる。
見えない未来を創ってる。

リミッツは、俺にとっての科学で、まだまだ達成できてないけど、いろんな条件でそれを達成するかもしれないし、できないかもしれない。
違う未来を創っているのかもしれないし、それは見えないものなのですよ。

そんな未来にJUMPしたいなと思った曲です。
創りたいと思って創りました。

あなたは自分のやりたいことをやっていますか?
邪魔すんな。やりたいことをやらせろ。

LINEで送る
[`evernote` not found]
LinkedIn にシェア
このエントリーを Google ブックマーク に追加
このエントリーをはてなブックマークに追加